『映画は生きものの記録である』 ニュース(10)
6月2日から29日まで渋谷ユーロスペースで行なわれた『映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事』の上映が終わった。幸いにも作品は好評で、見知らぬ方から好意的な感想を伝える電話や手紙をいただいた。上映後のロビーでも去りがたく寄って来られ、感想を多々いただいた。動員的には、右肩上がりだったことが嬉しい。モーニングショーのためか、平日の動員がもう少し欲しかったが、土日はイベントをしたこともあってか好評で、とりわけ土曜に3回連続で行なった主人公の土本典昭監督のトークは、声にも張りがあり、盛り上がった。なかでも6月23日の最終回(テーマは「だれでもドキュメンタリーを作れる時代だが…」)は、デジタルカメラが普及し、誰でも安価に簡便に制作できる時代だからこそ、見失ってはならない「コミュニケ―ションとしての映画」について、信念が語られた。土本さんの昂揚感が客席に伝播し、異様な感動に包まれた。これらのトークは、いずれ文字に起こしして、読んでいただこうと思う。
今後は各地の上映に移行するが、今のところ、大阪(シネ・ヌーヴォ)、名古屋(名古屋シネマテーク)は今秋、京都(京都シネマ)と金沢(シネ・モンド)は時期を検討中である。その他の地域でも、上映の胎動が感じられるのは心強い限りである。近日中にホームページに貸し出し条件を開示するので、劇場に限らず,ホール等の上映会もご検討くださるよう、お願いします。(伏屋)


