『映画は生きものの記録である』上映日誌

2007/3/16

『映画は生きものの記録である』 ニュース(2)

■3月9日(金)
「ぴあ」で前売り券を販売してもらうため、チケットの登録をした。そこで久しぶりに雑誌「ぴあ」を見た。以前に比べてページがうんと薄くなっている。記事も広告も少ない。最近はインターネットによる宣伝が進み、こんなところにも影響が出ているのか。数年前にこの「neoneo」、その前身である「neo」の出版を計画し、出版社に持ち込んだのだが、いずれも門前払いを食らってしまったが、今はブログが出版されたり、携帯電話の小説も出版されているご時世。その激変ぶりは浦島太郎的驚き。ダイレクトメールも激減している。最近会う興行主は異口同音に、「映画の宣伝方法が分からなくなった」と言う。(伏屋)

■3月13日(火)
第2回目の写真選定作業(土本宅)。
鈴木さんと、出版元の現代書館の編集者も同席し、午後3時頃から作業開始。作品関係の写真を中心に、資料も交え、3時間ほどで滞り無く終了。撮影現場の写真もさることながら、台本、カット表、ナレーション原稿、上映会のチラシといった、映画の現場の臨場感溢れる資料を、土本さんは逐一保存されている。恐らくズボンのポケットに突っ込まれたであろう、ボロボロになった四つ折の台本には、落書きやこまごまとしたメモが仔細に書き込まれている。これには鈴木さんも「これは面白いですね!」と目を丸くされている。
作業が終わり、少し雑談。そんな時も土本さんからは、現代の映画作りに対する批評を込めた発言がポンポン出る。「撮影というのは選択の結果だと思ってきたけど、今のデジタル時代の人達は、その選択をどれ位しているのかな?」など、鋭い問題提起。いつも襟を正して家路につく事になる。次回はいよいよ複写作業に入る。(佐藤)

  • text by harada
  • @ 15時24分10秒

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